一人暮らしのお正月|鏡開きの基礎知識を知ってご利益ゲット

鏡餅

お正月の間、玄関などに飾っておいた鏡餅。そのまま飾りっぱなしにしている、ということはないでしょうか。そんな方は、ご利益をドブに捨てていますよ。鏡開きの基本的な知識を押さえ、年神様パワーを存分にいただきましょう。鏡餅って、最後は食べないと意味ないんですよ?

鏡開きの意味

鏡開きとは、床の間などに飾っておいた鏡餅を食べることです。とはいえ、単にお餅を食べるだけの行事ではありません。鏡餅は年神様へのお供え物。お供え物は下ろしていただくことによって、神様の恩恵にあずかることができると考えられています。

お正月(大正月)の締めくくりとして、無病息災・一家円満や繁栄などを願い、お供え物である鏡餅を食べる—それが鏡開きなのです。他にも、年神様とのお別れ、歯固め1といった意味もあります。

鏡開きの正しい方法

一人暮らしには、切り餅が個別包装されたタイプが便利です。それらのタイプですと鏡開きは瞬殺ですが、下記では少々時間のかかる、鏡餅の正しい方法ついてご紹介します。

切るのはNG!叩き割る

木づち

鏡餅は手もしくは木槌(きづち)などで叩き割るのが、正しい方法です。

避けたいのは、包丁で鏡餅を切ること。鏡開きのルーツは、武家の習慣・具足開き(ぐそくびらき)にあるといわれています。具足開きとは、甲冑(かっちゅう)に備えたお餅(具足餅)を食べる行事のことです。

食べる際にはお餅を小さくする道具が必要ですが、刃物で切ると切腹を連想してしまうため、木槌が用いられるようになりました。

鏡開きの語源

「具足開き」「鏡開き」という行事の名前も、武士らしいですよね。お餅を「切る」や「割る」では、いかにも不吉。そこで「開く」という、縁起の良い言葉を用いたのも納得です。

鏡開きはいつ行う?

鏡開きの日は、地域によって異なります。関東では毎年1月11日、関西では1月15日もしくは1月20日2という日程が一般的です。

関東でも鏡開きは当初、1月20日に行われていました。しかし、将軍・徳川家光が1651年4月20日に亡くなります。そこで翌年からは月命日の20日を避け、11日に行われるようになりました。

なお、鏡開きを行う時間帯に、特に決まりはありません。

お餅はどう食べる?

雑煮

鏡開きをしたら、お餅はどのように食べるか迷ってしまいますね。

例えば、

辺りが定番の食べ方です。

インターネットで検索すると、和洋中のお餅レシピがいろいろ出てきますので、ぜひ調べてみてくださいね。

▼越後製菓株式会社「おもちを使ったレシピ

▼サトウ食品「餅を使ったレシピ

▼キッコーマン「 餅のレシピ

おわりに

鏡開きとは、年神様のパワーをいただくため、鏡餅を食べるという行事です。鏡餅は開いて食べて、はじめて意味があるといえます。面倒くさくて、そのままにしておくという方も多いようですが、世の中には簡単につくれるお餅レシピもたくさんあります。せっかく鏡餅を用意したなら、おいしく食べてご利益にあずかろうではありませんか!

 

脚注

  1. 歯固めの儀式(=新年に健康・長寿・良運を願い、固くなった鏡餅を食べる)に由来
  2. 京都は1月4日
犬福チワワ

犬福チワワ

チワワとお笑いを愛するWebライター。鎌倉で気ままな一人暮らしを満喫中。得意ジャンルは日本文化・日本史・寺社仏閣・会計・税務など。 Twitterからもお仕事承ります。

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