一人暮らしでも簡単にお正月感が出る!大福茶を飲んでみよう

一人暮らしのお正月、いろいろ準備するのは面倒だけど、手軽にお正月っぽさを出したい……わがままですねぇ~。そんなあなたにおすすめなのが、福茶(大福茶)です。

といっても、関西以外の方にはなじみがないかもしれません。福茶の基礎知識・作り方をご紹介しますので、試しに作ってみてください。とっても簡単ですから。

福茶とは

福茶とは、梅干しや昆布などが入ったお茶です。無病息災を願って飲む1縁起物で、関西地方では正月など(後述)に飲む風習があります。

福茶の材料と作り方

さっそく、福茶の作り方を見ていきましょう。

【材料】

  • 種を取り除いた梅干し 1粒
  • 結び昆布 1つ※
  • 煎った黒豆 1粒★
  • 山椒の実 1粒★
  • 湯もしくは煎茶 180cc

 

※塩昆布・昆布の佃煮でも可、その場合は適量

★は入れなくても構いません。

材料を茶碗や湯のみに入れ、熱湯を注げば完成! とっても簡単ですね。お湯も、元旦に初めて汲むお水(=若水)で沸かせると本格的です。


福茶はいつ飲む?

福茶はお正月や大晦日の他、節分にも飲まれています。中でも、お正月に飲むものを大福茶(おおぶくちゃ)と呼んでいるのです。なお、節分の福茶には余った福豆(3粒)を入れます。福豆は、炒っておくとおいしいですよ。

福茶の起源

福茶が生まれたのは平安時代のこと。天暦5年(951)、京都・六波羅蜜寺の開山で知られる空也上人(くうやしょうにん)が当時の村上天皇に献上し、疫病に苦しむ病人たちにもふるまったお茶が始まりといわれています2

現在でも六波羅蜜寺では、三が日になると皇服茶(おうぶくちゃ)として、参詣者にふるまわれています。興味のある方は、調べてみてくださいね。

六波羅蜜寺サイト

おわりに

福茶(大福茶)は、家にあるもので簡単に作れます。一度も飲んだことのない方は、ぜひ試しに作ってみてください。お好みの梅干しやお茶の種類など、組み合わせを楽しむことができます。これすら面倒くさいと言われてしまったら……どうしたらいいですかね?

脚注

  1. 現代医学でも薬効が認められている。梅干しは疲労回復、昆布は骨の強化など。
  2. 空也上人が天皇の病気回復を祈って献上した、空也上人が病人にふるまったお茶にあやかって天皇が正月に服した、など諸説あります。
犬福チワワ

犬福チワワ

チワワとお笑いを愛するWebライター。鎌倉で気ままな一人暮らしを満喫中。得意ジャンルは日本文化・日本史・寺社仏閣・会計・税務など。 Twitterからもお仕事承ります。

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